漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
40代、女性、会社員
10年ほど前にバセドウ病を発症し、病院での投薬治療を継続しいました。
特にここ1年は検査数値と自覚症状が悪化していたので、少しでも体調体質を整えたいと思い漢方相談しました。
来店する直前の血液検査では甲状腺を刺激する自己抗体の検査数値が6000以上に急上昇、抗甲状腺刺激ホルモン受容体抗体の数値も2.8を超える値でした。
不調としては、動悸、のぼせ、上半身を中心に汗をかく、息切れ、喉の圧迫感、疲れやすい、イライラ、焦燥感、不眠症などがあります。
長年病院で処方していただいた薬を服用しています。
仕事で出張が多く、年齢を重ねるごとに倦怠感が増え、業務に支障が出ることがありました。
丁寧な聞き取りの結果、いただいた情報からお体に合わせたプランをご紹介。
不調の軽減へ向けたアドバイス(食習慣の改善点や自律神経の整え方etc)も併せてご提案させていただきました。
漢方薬を服用して1ヶ月後
漢方薬の服用開始から1週間で、動悸が改善して喉の圧迫感も気にならなくなりました。その他の不調も以前より楽になりました。
漢方薬を服用して2ヶ月後
引き続き体調は安定しています。以前は息切れしやすかったが、出張先で歩いても息が上がらなくなってきました。
漢方薬を服用して3ヶ月後
漢方薬服用開始後の初めての検査で甲状腺を刺激する自己抗体の検査数が4000台に低下していました。まだまだ数値は高めですが、目に見える変化があり嬉しく感じました。
その後も漢方薬の種類を調整しながら服用を継続し、
漢方薬を服用開始から1年で甲状腺を刺激する自己抗体の検査数は基準値は120なのでまだ高めですが700台に低下し、抗甲状腺刺激ホルモン受容体抗体の数値は基準値内の1.3になりました。
漢方薬を服用開始から3年で甲状腺を刺激する自己抗体の検査数が200台になり、
服用開始から5年で110となり基準値内を達成しました!
病院から処方していただいた薬の服用量は体調がよくなってきたので徐々に減っています。
甲状腺機能の漢方相談では、体調体質に変化を感じられるまでに時間がかかる場合が多いです。
今回ご本人としては、体調が安定し、日常生活で不調を感じずに過ごせるようになったことを何よりも嬉しく思ってくださったようです。
今後は漢方薬の服用量の減薬も目指し引き続きサポートさせていただこうと思います。
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